さて、先週もうはや、第2回公認心理師試験の日程が発表されました。
大方の予想を裏切って、試験実施は8月4日。
え、8月?
しかも上旬?
…試験まで半年きっているじゃーん!
わー(´▽`;)アセアセ
落ちた人にとってはリベンジの機会が早くなったとも言えますが、半年で追試と同等もしくはそれ以上の試験に備えろともいうことであり…。
厚労省、相変わらずむちゃぶりすんなー。
ということで、時間がもったいないので、早速オススメの参考書をご紹介します。
まず最初にオススメするのは、何といっても『標準精神医学第7版』(医学書院)です。
この本は“心理学試験のための資料と問題”やTwitterでも結構早くからご紹介していました。
実はこの本を紹介したとき、正直「いや、ここまで専門的な参考書必要ないかな…」とも思っていました。
第1回公認心理師試験の日程が公表されたとき、すでにたくさんの試験対策テキストがあり、「あえて精神医学の専門の教科書をあげる必要もなかったかも…」と思っていたんです。
『標準精神医学第7版』は医学生向けの教科書ですし…。
でも、昨年12月16日の追加試験を受けて確信しました。
「この本、絶対必要だわ…」
なぜか。
追加試験の直前に作った“カプグラ症候群”の問題。
これが、ずばり試験に出たからです。
カプグラ症候群は『標準精神医学第7版』でそんなに大きく取り上げられているわけではありません。 問題を作っているときも我ながら、「こまけー問題作っとるな(笑)」と思っていました。
しかし、
そんな細かい内容が試験にズバリ出たんです。
…ということは、今後も公認心理師試験の精神医学分野の問題は、このぐらい、いやもしかしたら、もっと細かい内容が出される可能性もある…と思ったんです。
もちろん、医学系の上位資格ができた暁には、もーーーっと細かい内容が出される可能性大だと思われます。
上位資格試験では『標準精神医学第7版』を全部頭の中に入れているくらいの知識が必要なんではないでしょうか…。
ひーーーー(´▽`;)
それだけでなく。
この本、本当にバランスよく精神医学と精神科医療の基礎知識を教えてくれるんです。
脳の基礎的知識から、精神医学、福祉制度、治療薬まで、幅広く載っています。
第1回試験では本試・追試ともに認知症がかなり詳しく出題されましたが、この辺りもきっちり載っています。
さらに、さらに、学習をわかりやすく、楽しく進められるよう工夫も施されていて、心理職を目指す学生さんにも、
激オススメです!
…ということで。
これから公認心理師試験を受ける人。
上位資格を視野に入れている人。
精神医学の参考書に迷ったら、こちらオススメします。
お値段、7000円と若干お高めですが、その価値はあります。
ということで、まったり、くだらないお話ですたー(*´▽`*)