心理検査・精神症状評価尺度一覧と精神医学・心理学ワークの使い方

みなさん、お久しぶりです。
ダメダメ心理師・日本代表のcolonです。

年末年始はコロナ対応のお医者さんと看護師さんの負担にならないよう、食べすぎ飲みすぎに注意していこうと思っています(*´▽`*)

しばらく更新をさぼっていましたが、最近ようやく本調子に戻ってきました。

お気づきの方もいらっしゃると思いますが、今年はほんのちょびっとずつ心理検査・精神症状評価尺度一覧と精神医学・心理学ワークを更新していたんです。

そこで、今回はこの2つの作成の目的と使い方について、メモを残しておきたいと思います。

心理検査・精神症状評価尺度一覧と精神医学・心理学ワークを作った目的

Twitterなどにも書いている通り、私は第1回公認心理師試験を受験し、幸いにも1回目で合格しました。
そのとき、非常に勉強のためのテキストを探すのに難儀しました。

特に困ったのが、心理検査や精神症状評価尺度をまとめた資料と、知識を定着させるためのワークブックがなかったことです。

なんせ、日本で初めての心理職の国家試験だったので、テキストが全くない状態だったんですよね。
職場の近くに大学図書館があったので、仕事帰りによく寄っていましたが、「これ!」といったテキストは手に入らないまま勉強を続けていました。

もちろん臨床心理士試験のテキストもあったのですが、みなさんお気づきの通り、公認心理師試験はより医学に重点を置いた試験です。
なので、精神分析やスクールカウンセラーの知識に重点を置いた臨床心理士試験のテキストだけではとても知識が間に合わないと思っていました。

一方、試験で役に立ったテキストもありました。

1つは何度もTwitterやブログで言及している、医学書院の『標準精神医学第7版』です。

これは医師国会試験の精神医学分野に対応したテキストで、精神疾患や治療だけではなく、社会的支援など非常に幅広い知識のエッセンスをコンパクトにまとめています。
(しかも読んでいておもしろい)

2つめは精神保健福祉士試験のテキストです。

精神保健分野の知識や国家試験の出題傾向を確認する上でとても役に立ちました。

しかし、難点もありました。

この2冊、とてもよいのですがいかんせん…

厚い、重い…(*_*;

持ち歩くには不向きで、喫茶店などで勉強に打ち込みたいときには重い荷物をしょって行かなければならないのが不便でした。

また、第1回の試験のあと、次々とよいテキストも出版されました。

1つは、医歯薬出版株式会社の『公認心理師カリキュラム準拠 臨床神経心理学 [神経・生理心理学]』
2つめに、ミネルヴァ書房の『公認心理師のための 基礎から学ぶ神経心理学:理論からアセスメント・介入の実践例まで』
3つめに、金剛出版の『神経心理学的アセスメント・ハンドブック[第2版]』
4つめに、中外医学社の『神経心理検査ベーシック』
5つめに、アークメディアの『臨床精神医学第44巻増刊号 特集/精神科臨床評価マニュアル〔2016年版〕』

です。

しかし、

これをテキストに加えるとさらに荷物が増える…。

さらに、臨床精神医学第44巻増刊号にいたっては、現在入手しづらい…という欠点もありました。

そこで、今後試験を受ける人のために、また、仮に公認心理師の上位資格ができたときの試験対策として、自分で使いやすい勉強ツールを作りたいと思っていたんです。

…で、
「一番良いのはデータ化することだなぁ」
と思っていました。

今はほとんどの方がスマホを持っているので、ExcelやPDFのデータファイルにすれば、重い本を何冊も持ち歩かなくても、いつでもどこでも勉強できるんじゃないんでしょうか。
そして、自分でもデータとして持っていれば、通勤ときなどにスマホをぽちぽちして、こまめに知識を定着できるんじゃないかとも思っていたんです。

ちなみに第1回公認心理師試験のときはTwitterで問題を作成して公開していたのですが、Twitterは過去記事をさかのぼることが難しいため、最初に作った問題が埋もれてしまう、という欠点がありました。

そこで、ExcelやPDFファイルという形で一覧表や問題を作ることによって、もう一度知識を整理し、かつTwitterのときよりも使いやすい勉強ツールを作ろうと思いたったのです。

我ながら、無謀なこと始めたな…って思ってます(*‘ω‘ *)ヘヘー

心理検査・精神症状評価尺度の使い方

固定ページStudy tool にある心理検査・精神症状評価尺度のダウンロードボタンからExcelデータをダウンロードして使ってください。

Excelと互換性がある表計算アプリが入っていれば、見ることができます。

一応、ウィンドウを固定してあり、アルファベットの名称から正式名称、利用目的などを確認できるようになっています。
勉強中に知らない検査や評価を見たとき、索引的に使ってもいいですし、アルファベットから何の検査か知識を確認するのに使ってもいいでしょう。

これから試験を受ける人、また学生さんは“世界標準”や“ゴールデンスタンダード”と言われる検査を確認するところから始めたらいいのでは?と思います。

例えば、認知症ではHDS-Rの他にもMMSEやMoca‐J、CDRなどがあり、その違いも覚えておくと試験で役立つでしょう。

この一覧は、『標準精神医学第7版』『神経心理学的アセスメント・ハンドブック[第2版]』、『神経心理検査ベーシック』、『臨床精神医学第44巻増刊号 特集/精神科臨床評価マニュアル〔2016年版〕』、そして千葉テストセンターなどをはじめとした心理検査販売会社の情報とにらめっこして、まとめています。
恐らく、成書でもここまで広い検査と評価尺度をまとめたものはないだろう…と勝手に自負しています。

基本的にアルファベット順に並べていますが、編集が間に合っていないため、一部ごっちゃになっているところもあるかもしれません。
また、2020年4月時点での最新情報を載せているつもりですが、心理検査や精神症状評価尺度も日進月歩、次々にいろんな検査が出てきています。
そのすべてを網羅できているわけではないので、ごめんなさい。
(一覧を完成した時点ではVineland-IIは診療報酬対象外でしたが、改定で診療報酬がつくようなったので反映しています)

私本当にダメダメ心理師なので、あまり情報の更新には敏感ではありません。

もし、これから「この辺の情報が新しくなった」とか「この検査を項目に加えておいてほしい」とか要望ありましたら、遠慮なくお知らせください。
私も勉強させていただいた上で、一覧に反映させていただきますよん(*´▽`*)

精神医学・心理学ワークの使い方

こちらも固定ページStudy tool にある心理検査・精神症状評価尺度のダウンロードボタンからExcelデータをダウンロードして使ってください。

このワークブックは『標準精神医学第7版』に準拠して作られています。
ですので章立ても『標準精神医学第7版』に準じています。

これに、『公認心理師カリキュラム準拠 臨床神経心理学 [神経・生理心理学]』、『公認心理師のための 基礎から学ぶ神経心理学:理論からアセスメント・介入の実践例まで』の情報を付け加えている感じです。

みなさんの中には、
「なんで心理師の試験で医師国家試験のテキストなの?」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

でも、『標準精神医学第7版』は国家試験対策を謳っているだけあって、非常に役立つテキストなんです。

私も第1回試験のとき正直、「ここまで勉強する必要あるのかな?」と思っていましたが、実際にこのテキストに載っていた知識ががっつり試験に出ていました。
第3回公認心理師試験ではMDI(糖尿病)に禁忌な薬剤として、非定型抗精神病薬があることを問う問題があったようですが、この辺もきちんとこの本にまとめられています。
なので、合格に万全を期したいのであれば開いて損はない、むしろ必要なテキストだと思っています。

しかーし、問題はこの本の情報をどうやって定着させるか…です。

もちろん時間がある限り本を読めばいいのですが、なかなかそれだけではモチベーションが続きません。
特に知識が身についているかどうか…は確認が難しいところです。

そこで、最初はPsychology Quizというものを作って、スマホでぽちぽち知識確認できるようにもしてみたのですが…なんか物足りない。

「小学校や中学校の時の勉強みたいに、手を動かして、もっと基本的なところから知識を確認できるようにできないものか…」
と思っていました。

本当は、こういうワークを自分のノートなりに作った方がいいでしょうけど、試験前、しかも仕事をしながら受験する現認者にはとてもそんな時間は作れないと思います。

そこで、代わりに昔よく使った教科書準拠のワークブックのように、書き込みながら知識を確認するワークを作ってやろう、と思いたったのです。

ちなみに、もう覗いた方がいると思いますが、しょっぱなからかなり細かい知識を問うています。

「なんじゃ、この小難しいワークは?全然基礎的じゃないじゃないかー」
と思われる方もいらっしゃったでしょう。

…私もそう思います。
たぶん、何も知識がない状態では手も足も出ない内容になっていると思います。

でもこれ、あくまでワークブックです。

『標準精神医学第7版』を開いて、実際に読んで、書き込むことを前提に作っているんです。
ですので、最初は 『標準精神医学第7版』 を開きながら、書き込んでいってほしいと思っています。


ワークに書いていないこともたくさんありますし、疑問に思う部分はきちんとテキストに書いてあります。
特に解説も書いていないので、というか私には学がないので、解説できないんです。
ですので、その辺もしっかりテキストを開いて疑問に思うところを読んでほしいと思っています。

また、『標準精神医学第7版』は精神医学の総合的な勉強には役立ちますが、公認心理師に求められている心理検査などのより深い知識は少ないです。
その辺りは、『公認心理師カリキュラム準拠 臨床神経心理学 [神経・生理心理学]』、『公認心理師のための 基礎から学ぶ神経心理学:理論からアセスメント・介入の実践例まで』の内容で補強しているので、この辺もテキストを開いて確認しながら書き込んでほしいと思っています。

お願い

さて、ここからはお願いです。

私、実は…というか本当に、この一覧やワーク、ついでにPsychology quizをひとりで作っています。

でも、すでに指摘があるように、ときどき誤字・脱字があったり、データ変換のミス(?)などでうまくページが反映されなかったり、問題と回答がずれていたり…と誤りもたくさんあります。

これから、こまめに情報を増やしていこうと思っているのですが、情報が増えれば増えるほど、ミスも多くなりますし、チェックも難しくなってきます。

そこで、これらのツールを使った方には
「ここが間違ってるよ」とか
ここがずれてるよ」とか
教えていただけると、

とても助かります(*´ω`)

また、先ほども書いたように
「こういう情報を足してほしい」という要望もあれば、
私も勉強になるので加えていきたいと思っています。

こうしたことは一人ではとってもとっても回らないので、ぜひお使いになった方にお知らせいただければ…と思います。

ご協力いただけると、大変よろこんじゃいます(*´ω`)

…という感じです。

精神医学・心理学ワークはTwitterでミスを報告してくれた方がいます。(*´▽`*)アリガトウ
今はまだ訂正していませんが、年明け訂正する予定です。

それに、医学書院の標準精神医学第7版の在庫がなしになってるけど…もしかして、もしかして

とうとう第8版でる?(゚д゚)!

いや、むしろ出てほしい!
ICD-11も出るし。

お願い、医学書院さん、

早く第8版だしてー!!

という、心の叫びでした。

相変わらずまとまってなくて、すみません(*´Д`)

今回もお読みいただき、ありがとうございましたー。